2021年最新版地価調査（福岡県）が発表されました
9/20に基準地価が発表されましたね。
地価調査による基準地価は公示地価と同様、不動産取引の基準や目安となる重要な公的地価指標です。
公示地価が国土交通省によって調査されるものに対し、
基準地価は地方自治体（福岡県なら福岡県）が調査、発表します。
公示地価では毎年1月1日時点、基準地価では毎年7月1日時点の土地の価格が公表されますので、土地の価格状況が気になった時はそれぞれ最新のものを確認していきましょう！
それでは今回発表された地価調査のポイントを見ていきます。
①上昇率全国トップ
県内の平均上昇率は1.9%で全国トップ、また商業地区では福岡市博多区綱場町９番が去年より15.8%も上昇してこちらも全国1位に。
②住宅地上昇率
住宅地では福岡市中央区六本松４丁目が12.1%上昇し、県内トップの上昇率。
③唯一の下落 中洲地区
歓楽街の中洲はコロナの影響で9年振りの下落。
福岡の地価の上昇の背景には、コロナ禍で各国の金融緩和による余剰資金の流入に加え、
福岡では地価の割安感がまだあると判断されているところがあるようです。
商業地区に加え、住宅地区の地価もまだまだ上昇の気配がしています。
西新も住宅地区の地価ランキングのトップ5に入っており、
今後もマンション価格の下落は期待できない状況です。
一方飲食店が多くコロナの影響を大きく受ける中洲地区では賃料が1割下がったという話もちらほら。。。
また、中国での恒大集団の経営不振の影響も看過できません。
今後、日本や福岡にどのような影響があるか判断することは現状難しいでしょう。
不動産の売買をお考えの方は非常に難しい状況が続きますが、
様々な状況や情報を捉えながら、不動産の売買の判断を一緒にしていきましょう！
土地や、建物、住居についてのご相談は西新エステートまで！どうぞお気軽にご連絡ください！